中小企業の教育研修・概論

中小企業の教育研修・概論† 中小企業にこそ欲しい「育成・教育」という投資

現在「人」を取り巻く環境が大きく変化しています。
「リーマンショック」「東日本大震災」による景気低迷の中、当然これまでの「人」に対する投資の方法を見直し、新たな方法を採用して行かなければ、会社は生き残れません。
それでは、中小企業にふさわしい、新たな「人」に対する投資方法とは、一体どのようなものでしょうか?
現在、景気の低迷による就職困難者が大量に発生していますが、一方では中小企業に「優秀な人材」が集まりにくい現状があります。
例えば、新卒採用を考えれば、いくつも内定を貰える学生がいる一方、全く内定を貰えない学生がいます。内定を貰えない学生が全て優秀でないとは言いませんが、そのような学生でも留年して就職浪人する人がいます。
そこには、様々な要因が影響していますが、大きく捉えると次のような社会・人々の変化が考えられます。

<いままで>人手不足=即採用<これから>今いる人のモチベーションを上げる組織を活性化させる

特に「東日本大震災」という未曾有の大災害により、人々の考えや行動が安定志向になることは容易に想像が付きます。そのため、しばらくの間は、中小企業にとって、「優秀な人材」が採りにくい状況が続く可能性があると思われます。このような変化の中、中小企業が「人」に対して採るべき行動も当然変えていかなければなりません。
例えば、それは次のようなことが考えられます。

<いままで>人手不足=即採用<これから>今いる人のモチベーションを上げる組織を活性化させる

このように、中小企業に「優秀な人材」が集まりにくい現状がある以上、今いる社員を育成・教育し、「優秀な人材」にしていくことが求められるのではないでしょうか?
すなわち、「育成・教育」といった投資方法を推し進めて行くことが、これからの中小企業にとって欠かせなくなると思います。

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中小企業の教育研修・概論† あなたの会社の社員はどのタイプ?

社員のタイプを大きく3つに分類してみました。あなたの会社の社員は次の3つのうち、どのタイプに属するでしょうか?

【タイプA】

自ら進んで自己の能力を開発したり、高めたりしようとするタイプ。
例えば、「自費で英会話スクールに通っている」。「スキルアップに役立つセミナーを自主的に受講している」。「業務に役立つ本を自ら定期的に購入し、知識を深めている」など。

【タイプB】

自ら進んでやる所までは行ってないが、会社が指示をすれば、能力を開発したり、高めたりしようとするタイプ。
例えば、「会社が指示したセミナーは受講する」。「会社が指定した本や資料は目を通す」など。

【タイプC】

会社が指示しても、何もやろうとしないタイプ。

さて、あなたの会社の社員はどのタイプに属しますか? 社員のタイプ別の教育はこちらをクリック!

中小企業の教育研修・概論† 中小企業に多い【タイプB】

3つのタイプのうち、一般的に、大企業に多く存在していると思われるのが【タイプA】です。
バブル崩壊以降、長期に渡って続く就職難の時代をかいくぐって大企業に就職した社員は、文字通り優秀であり、自ら進んで自己の能力を開発したり、高めたりするような姿勢・行動が元々身に付いています。
これを子供に例えると、親が何も言わなくても宿題をやったり、難しい本をどんどん読み進めたりするような子供が該当します。
したがって、そのような社員に対しては、本来会社が何らかの仕組みを持って教育する必要はなく、チャレンジ性のある「仕事」そのものを与えることが最大の教育になると言えます。
この【タイプA】がいわゆる「優秀な人材」に相当します。
一方、中小企業に多いと思われるのが【タイプB】です。
こちらは、自ら進んでやる所までは至ってないが、会社が能力を開発したり、高めたりするような機会を提供すれば、それを活用するタイプです。
子供に例えると、親からやるように言われたら、宿題をやったり、本を読んだりするような子供が該当します。
この【タイプB】は言い換えれば、「まともな人材」と呼べる人達でしょう。
もうお分かりだと思いますが、この【タイプB】こそ、本来教育研修が必要な社員になります。
そして、そのような【タイプB】の社員が多い中小企業こそ、仕組みを持って、社員の育成、教育研修を行わなければならないのです。
(ちなみに【タイプC】は、会社の規模を問わず、採用してはいけない社員です。)
それでは、この場合、どのような点に注意して、社員の育成や教育研修を行えば良いのでしょうか?

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中小企業の教育研修・概論† 中小企業の人材育成の目的は「習慣化」

中小企業の教育研修・概論④ 中小企業の人材育成の目的は「習慣化」

【タイプB】の社員が多い中小企業の教育研修に対する基本的な考え方は、次の2つになります。
①社員の自主性に任せるのではなく、強制したカリキュラムを組む
②スキルアップではなく、良い行動習慣を身に付けさせる
社員の自主性に任して成功するのは【タイプA】の社員が多い会社です。
【タイプB】の中小企業は、会社があらかじめ教育研修カリキュラムを用意し、それを社員に「強制」させる必要があります。この場合、たった1度の研修でお茶を濁すのではなく、一定期間に渡って継続して実行するカリキュラムが求められます。
すなわち、定期的に「もっと頑張れ!」「ここが足りないぞ!」「もっとできる!」「もう少しだ!」と声をかけて、時には消えかかっている社員のモチベーションをもう一度呼び覚ます、そのような「繰り返し」の仕組みを持った教育研修が中小企業にはふさわしいのです。
なぜなら、中小企業の教育研修で最も大切なことは、身に付けたことを「習慣化」させることにあるからです。
つまり、当初は意識しないとできなかったことが、教育研修の「繰り返し」効果により、意識しないでもできるようになった。このように、教育研修内容が「習慣化」された状態こそが、教育研修の目的と言えます。

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